投資初心者や未経験者の方は、いざ投資を始めようと思っても何をすればいいのかわからない方も多いのではないかと思います。また周りで投資をしている方の話を聞くと、損したとか、金融機関に騙されたなんて言う声も聞こえてきて二の足を踏んでしまったりしている方もいると思います。
なぜ積立投資をやれば十分かというと理由は以下です。
- 積立部分は投資のメインディッシュ
- 積立は特別な知識や金融リテラシーは不要
積立部分は投資のメインディッシュ
積立部分というのは投資のメインディッシュです。投資は積立部分を7~10割やって、プラスのデザートとして、現物株・FXみたいなものをやるというのが投資の基本です。これをコア・サテライト運用(知らない方はこちらのバックナンバーをご覧ください)といいます。
日本では、金融機関が (積立は儲からないから) デザートの部分ばかり進めてくるので、現物株やFXなどが投資のすべてだと思い込んでいる方も多くなってしまってますが、プロの機関投資家(生命保険会社・年金機構等)なんかは普通にこのコア・サテライトの考え方で運用してます。そして順調に資産増えてますよね?
はっきり言って、投資できる金融資産が数千万程度ない方は、この積立をやっていればほぼ十分です。なので投資初心者・未経験の方はまず積立から始めてみましょう。
積立は特別な知識や金融リテラシーは不要
投資の基本は分散です。自分が許容できるリスクになるように分散していくのですが、分散の仕方は2通りです。
- 商品銘柄で分散(複数の銘柄に投資する)
- 時間で分散
この2通りですが、積立は主に投資信託を利用して行いますので、投資信託自体がすでにプロのファンドマネージャーによって分散されて構成されています。
そして積立は最低10年以上(長ければ長い方がいい)続けるのが基本なので、時間軸でも分散されます。(日本では積立を3年程度でやめてしまう方も多いのがあまり投資が上手くいっていない理由です)
この様に「商品での分線」と「時間軸での分散」が積立投信だと自動で行えますので特別な知識や金融リテラシーは必要ないのです。
(投資信託が日本には6000本ぐらいあるので、どれを選べばいいのかわからないという意見もあると思いますが、お勧めの銘柄についてはまた別途記載します)
積立投資を始めるのにお勧めの仕組み
積立投資を始めるのにお勧めなのが以下2つです。
- ideco(イデコ)
- 積立NISA
これらのメリットについては金融機関のサイトやググったりすればいくらでも情報がでてくるのでここでは割愛をします。
とりあえずここで言いたいことは、投資を何もしていない、金融資産はすべて銀行預金なんていう方は1日でも早く積立投資を始めることを検討してくださいということです。
(投資をしていない方としている方の格差は今後広がるばがりです。理由はこちらのバックナンバーもご覧ください)
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